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◆ヌマエビ類の体のつくり

 ヌマエビ類の体のつくりについては、2004年アクアライフ7月号に結構詳しく出ています。Web上にも探せば丁寧な解説を載せていらっしゃる所がありますので、ここでは、簡単にご説明させて頂きます。一部解説が偏ってますが(汗)

 エビの体は、ひとつの体節に左右1対の付属肢がついています。付属肢は、部位によって触角や脚等、様々な形に変化していますが、基本的には外肢と内肢からなり、根元に鰓がついています。(鰓は頭胸部の側面が、透けて見えやすいと思います)

ヤマトヌマ形態模式図

ヌマエビ類の形態模式図(「適当ヤマトヌマエビ」の改造使いまわし(^^A)

■頭胸部

 まんま頭部と胸部の融合です。頭部付属肢は、触角や顎に、胸部付属肢は、顎脚と歩脚に変形しています。メスは第3歩脚のつけね、オスは第5歩脚のつけねに、それぞれ生殖孔が開きます。でも、肉眼ではちょっとキビシーです・・・(汗)

●額角(がっかく)
種類によって、この上の棘の生え方が異なります。
●触角
実は短い方が第1触角。長い方が第2触角です。
●顎脚
第1〜第3まで。一番長い第3なら確認しやすいと思います。
●歩脚
第1〜第5まで。第1、第2はハサミになっていますが、実際は毛がびっしり生えて ブラシ状になっているので、ハサミの形は見えにくいと思います。 このブラシが「ツマツマ」するのに大活躍。大きな餌はハサミで直接抱えている様ですが、 普段はブラシ状の毛に引っかかった小さな藻類や有機物を口へ持っていって食べています。

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■腹部

 第1腹節から第6腹節まで。それぞれ1対の腹肢を持っていますが、第6腹節の付属肢だけは、尾節と一緒に尾扇を形成します。成熟したメスでは、腹部の背中側の殻が、腹肢を抱え込むように発達します。

●腹肢
泳ぐ時にばたばたやっているのが良く見えます。オスは第2腹肢内肢に雄性突起があるので、実験室内ではここで雌雄判別。 カワリヌマエビ属(Neocaridina)の場合は、オスの第1腹肢内肢が幅広く変形。 どちらも生きてる個体のを肉眼で見るのは、ちょっと厳しいです(汗) (研究室では、数分冷蔵庫・冷凍庫に入れて動けなくなった個体、または、標本になって頂いてから(汗)観察してます)  メスでは腹肢に卵をつけて抱卵します。

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■肉眼での雌雄判別

 全体としては、メスはオスよりも大型になります。 全ての個体の雌雄を肉眼で見分けるのは無理だと思いますが、成熟した大きな個体なら多少は見当がつきます。 水槽内で餌をよく食べているメスなら、

  • 背中に卵巣が見える。
  • 腹部の殻が、下の方まで張り出して見える。(全体として、でっぷりした印象になります)

が、ポイントになりますので目安にして下さい。抱卵してれば、一目瞭然なんですが(笑)
(雌雄の写真>>「レッドチェリーシュリンプの雌雄・体色」内へ)

 ただし、夏の暑さでへたばっている時等は、成熟したメスでも卵巣が萎縮して、判らなくなります。
季節を問わず、小さめの個体では未熟なメスなのか、オスなのか、判別が困難です。
また、いわゆる「抱卵の舞」の時は、追われている1尾(メス)を除いてオスが泳ぎまわってますので、 慣れれば、かなり目安になると思います。

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2005年12月再編 2008年4月加筆修正 おさんぽ

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