
レッドチェリーシュリンプは、ミナミヌマエビにとても近縁の淡水エビです。
普通に肉眼で雌雄判別するには、ある程度成熟したメスなら、卵巣と体型を目安にできます。
左の写真は、成熟したメス個体ですが、背中側の黄色っぽい部分が卵巣です。ヌマエビ類のメスは
産卵後、卵が孵化するまでの数週間、腹肢に卵をくっつけています。その卵を守るためなのか、
成熟したメスは腹部の背中側の殻が、腹側までかなり張り出します。
右の写真には4尾写ってますが、左側の1尾が多分オス、右側3尾がメスです。
右の3尾には、背中側に黄色い卵巣が顕著です。 左側にいる個体はオスなのですが、栄養状態が悪かったり、未成熟で小柄だったりするメスも同じような格好をしていて、
肉眼でそれらを見分けるのはやはり困難です。
オスは、体つきがスレンダーでやや小型、メスに比べると体色が薄い個体がほとんどのようです。
いわゆる抱卵の舞の時には、オスの方がメスを探して泳ぎ回ります。 逃げ回る先頭の1尾以外はオスだそうですので、チャンスは限られますが、
それで見分けることもできます。
淡水エビ類の多くは、環境にあわせて体色が変わってしまう事がよくあります。
一般には、水槽内が明るかったり、底砂が白かったりすると、より透明になりやすいようです。
本来真っ赤な色素胞を持っていても、色素方が展開せず収縮していたら、透明に近くなっていきます。
以下に挙げている写真のエビは、皆、右の水槽内の個体を撮影したものです。(30キューブ水槽、
照明:60センチ水槽用1灯、底砂:大磯、水草:ミクロソリウム、ウィステリア、モス等)
エビは購入から2年以上経過(自然繁殖中)、2回ランダムに選んだ個体を里子に出しましたが、選別等は一切行っていません。
2004年12月 おさんぽ