■レッドチェリーメスの準備
多くの淡水エビでは、脱皮直後の殻が柔らかい状態のメスがオスと交尾し、
その時に得た精子を利用して、体内で受精→産卵(腹肢に抱卵)することが知られています。
実験に使うレッドチェリーのメスも、同種のオスと交尾済みで精子を持っていたらまずいので、
ちょっと準備をしました。
まず、2年以上前に購入した個体8尾から累代維持(*)している4〜50尾の中から、
卵巣をはっきりと確認できるが、抱卵はしていない状態のメス5個体を隔離しました。
この5尾をしばらく隔離して、抱卵しないことを確かめます。(隔離水槽>写真1)
*:親と子どもが交雑することもあるため、厳密な累代ではありません。
2004年9月末から2ヶ月以上そのまま加温無しで飼育していましたが、水温は21〜26度の範囲内でした。
(一番下がる明け方が寒い時で21度、日中暖房で26度付近まで上がることがありました)
5尾のメス全てが脱皮し、それに伴って腹部の張り出しが顕著になりましたが、
産卵は行われませんでした。卵巣は、常にはっきりと確認できる大きさでしたが、一部の個体で
やや再吸収されたように思えました。(写真2:測定してませんので確定ではないです・・・)
隔離飼育開始から1ヶ月半経過した頃に1尾、2ヶ月経過後に2尾の死亡が確認されましたが、
前後で水槽内の他の生体に特別異常と思われる行動は見られず、 死亡した個体の大きさ、死亡後の遺骸及び水の透明具合、同居生物の様子等から、
寿命か、それに近い死だと思われました。
同期間中、同じ室内の元の雌雄混泳状態のレッドチェリー水槽では、 ほとんどの成熟メスが次々と抱卵していました。
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(写真1:レッドチェリーメス隔離水槽)
17キューブベアタンク、
弱めのエアレーションのみで濾過無し。
ミクロソリウムやウィローモス等を投入。
餌>アカムシかプレコタブレットをほぼ毎日。
食べ残しはペレットで吸い取り。
換水>1〜2週に一度、
もとの飼育水槽からの水で、
3分の1換水。
水質センサー>レッドラムズホーン。

(写真2:2ヶ月飼育したレッドチェリー♀)
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