◆卵関係
卵巣、産卵、抱卵、孵化等、卵に関する情報について、喫茶室BBS過去ログを加筆修正しました。
■卵巣・卵の色
- ●卵巣の色
- 発達段階や、卵巣まわりの色素胞によって色が違う。
- ●卵の色
- 卵黄の色や発達段階によって違う。発達が進むと卵黄が吸収されて、卵がだんだん白っぽくなります。 孵化前は、稚エビのつぶらな瞳が見えます。
- ●エビの色
- 生まれつきのもの+環境等で変わる。個体変異が激しい。
■抱卵の謎と脱卵
- ●「オスがいなくても産卵」は、普通は無さそう。
- ヌマエビ類の場合、私は「オスがいないと延々卵巣発達したままのメス」しか見たことありませんので、
産卵するからには交尾はしてるのだろうと思います。
ただし、ザリガニの場合ですが、交尾してから時間が経って忘れた頃に産卵したりもするそうです。半年とか(爆)
なので、何らかの異常があった場合は、交尾から産卵までの期間が長い状態があるかもしれない事は一応付け加えておきます。
- ●脱卵・卵を腹肢につけるのが下手なメスも居ます。
- 脱卵の原因としては、
・卵を腹肢につけるための物質が、あまり分泌されてない。
・交尾が上手く行ってない。無精卵だった。
・メスの体調がよくない。
・・・あたりがありそうです。
一度脱卵したことのあるメスは、結構何度も脱卵する場合が多いので、あまり続くなら個性と思って諦めましょう(TT)。
実際、産卵して腹肢につけるそばから卵をぽろぽろ落として、翌日には5〜6個しか付いてなかったRCSメスがいました。
この個体は、毎回産卵するたびにそんなかんじで、常に少数しか卵を抱かない、または、無い!状態でした(汗)(餌喰いは良くて発色も綺麗、脱皮もすぐ終わる・・・ので元気な個体です。毎回卵巣は減ってたんですけど・・・) 卵を腹肢につける物質の分泌が悪いのかもしれません。
- ●交雑について
- ビーシュリンプとミナミヌマエビ、ビーシュリンプとレッドチェリーシュリンプは交雑しません。ミナミヌマエビとレッドチェリーは交雑する場合があります。また、メスの脱皮後、混泳の組み合わせ等によっては、交雑しなくても、他の種のオスが狂乱状態になる事があるそうです。フェロモンが他種のオスの求愛も誘発してしまうのかもしれません。
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■抱卵中の脱皮抑制と、親側からの孵化タイミングの制御
親メスは、通常抱卵中は脱皮が抑制されています。
卵が孵化していないのに脱皮した場合(もちろん、卵も古い殻ごと脱卵)は、
メスに何らかの異常があったと考え、 水質の悪化や、ストレスがないか、チェックしてみた方がいいと思います。
(場合によっては、水槽を覗きこみすぎることも、エビにとっては十分ストレスになります)
また、元気なメスからは卵もいっせいに孵化しますが、元気の無いメスの卵は
毎日だらだら少しずつ孵化したりします。 4〜5日経っても卵が残っていたり、大半が残っているのに
親メスが脱皮してしまったりということも。 そういう場合、経験上孵化した稚エビやゾエアの体調もよくない事が大半です。
卵の中の孵化直前の子どもは薄皮を被っていますが、 元気な稚エビであれば、この薄皮が孵化時に取れて、触角や何やらが綺麗に展開します。
だらだら孵化してくる調子の良くない親の稚エビを顕微鏡観察すると、 そういう薄皮を被ったままという事がよくあります。
こういう稚エビは、なかなか上手く育てられず、生まれて数日で死んでしまうケースがほとんどです。
(薄皮を破って出てくる元気が無いようです)
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2005年12月再編 2008年4月加筆修正 おさんぽ